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自分のビジネスを持つ
お金に対する考え方が変わりました
経済的な安定を確保しようとするなら、自分のビジネスを持つことが必要だ。図⑯で言うと、自分のビジネスは「収入」ではなく、「資産」を中心に展開する。前に言ったように、金持ちになるための第一の秘訣は、資産と負債の違いを知り、資産を購入することだ。金持ちは資産につねに注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかりを気にする。
リンク先は改訂版ですが、自分が読んだのは改訂する前の版なのでもしかしたら文章が変わっているかもしれません。
この本を読む前は投資をギャンブルのように捉えていて、貯蓄が重要だろうという考えでした。不動産バブルやITバブルの崩壊があって、損をした人の話をテレビなどで聞いていたのが影響していたと思いますし、身近に投資をしている人が全くいなくて知識がなかったというのもありました。
どういう経緯で本を読んだのかは覚えていませんが、貯蓄だけではだめだと考えが変わって「資産」を増やすために行動しようとなりました。ここで言う「資産」はキャッシュフローを生み出すものを指していて、一般的に使われる資産とは意味が異なります。同じ言葉で違う意味になるのは少しわかりにくいですね。同様に「負債」もキャッシュフローがマイナスになるものを指していてこちらも通常とは意味が異なります。
本の主張としては「資産」を増やして「負債」は増やさないようにしましょうというのと、そのためには正しい知識と行動が重要であるということなのかなと思います。
選んだのは株式投資
「資産」を増やすための手段として始めたのが株式投資でした。正社員としてフルタイムで労働しているので時間がかからないというのが絶対的な条件です。株を買うのに特別なスキルは不要ですぐに始められますし、長期投資であれば株を買った後は特にやることはないので時間をとられません。
株式投資をやると決めてから株を買うまではそれほど時間はかかりませんでした。
- 2005年1月 金持ち父さん貧乏父さん読了
- 2005年1月 証券口座開設申し込み
- 2005年2月 バフェットの銘柄選択術読了
- 2005年2月 初の約定
ちなみに初めて買った銘柄は現在も保有していますし次に買った銘柄も保有しています。株式投資をギャンブルのような印象を持っている人もいるようですが、実際株を保有しているとギャンブルという感じはないですね。
当時はどの銘柄を買えば良いのか全然わからなかったので会社四季報のCD-ROMを買ってスクリーニングしていました。今ではやり方が変わってスクリーニングでの対象探しは全くやっていません。ニュースなどで気になった銘柄をメモしておいて、買っても良いかどうかをチェックするというようになっています。
マイナスの時期もありましたがまだ続いています
株式投資ですが2005年から始めて2007年まではプラスでしたが、2008年で大きくマイナスになりました。リーマンショックの影響です。あのときはまさに資産が溶けるという感じでした。2009年にある程度戻して2010年は現状維持でしたが2011年に東日本大震災でまたマイナス。2012年にようやくプラスに戻りました。それ以降では2018年が単年でマイナスになりましたが、累計ではプラスを維持しています。
結果論ですが、投入資金の小さい段階の早い時期に大きな暴落を経験して良かったのかもしれません。2020年もコロナの影響で3月に相場が大きく下落して資産が溶けるというのを経験しましたが、数年に一度はそういうことがあるよねぐらいで気持ち的にはダメージを受けなくてすみました。
副業はいまひとつ
本業とは別にAmazonアソシエイトとGoogle Adsenseでの副業をやっています。
かつては収益が月に1万円を超える時もあったのですけど、サイト運営を数年サボっていたこともあって今ではさっぱりです。アフィリエイトでたくさん稼いでいる人も世の中にはたくさんいるようですけど自分はその中の一人にはなれませんでした。
ブログなどで記事を書けば書くほど収益が積み上がって増えるのであれば良いのですが、普通は古い記事はアクセスが減るようなので継続しないと厳しそうです。記事を書き続けるのは大変なので、フルタイムの労働と並行してやっていこうという気にはならないですね。
これからどうするか
労働して報酬を得るタイプの副業ではたいした金額を稼ぐことはできず、かといって自分の時間を使わずに事業収入を増やす手段は思いつきません。本業の労働を続けるのが一番効率が良さそうなので当面は会社員中心です。当面どころか70歳まで会社員をやることになるかもしれないですが。
株式投資などの金融資産への投資はリスクはありますが、ほとんど時間がかからずにすむので継続したいと思います。
自分のビジネスを持つというタイトルで書きましたが会社員中心の生活というのは変わらずで、金融資産の投資が順調にいくことを期待するというスタンスです。