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コロナ禍で増えたもの減ったもの
コロナ禍の影響
コロナ禍の影響で生活が変わったのでどんな風に変わったのかをメモとして書いておきます。
増えたもの
テレワーク
コロナ禍の前から週に1日程度の頻度でテレワークをしていましたが、コロナ禍になって出勤するのが週に1日程度、緊急事態宣言時はずっとテレワークというように変わりました。
以前からテレワーク環境が整っていたおかげで2020年4月の緊急事態宣言下においても大きな支障なく仕事ができたのは助かりました。
Web会議
コロナ禍前でもプロジェクトによっては定例会がWeb会議というのはありましたが割合としては小さかったです。コロナ禍になってからは会議は基本的にWeb会議というように変わって、対面での会議は激減しました。
テレワークについては無理という人も多いと思いますが、外部の人と会議をする人の多くはWeb会議になっているのではないでしょうか。
時間の使い方としては、客先への移動時間がなくなったというのが大きいです。
スーパーマーケットの利用
食料品をスーパーで買うと言うことが増えました。従来は残業で帰りが遅くなるときはコンビニエンスストアで弁当などを購入するケースが多かったですが、テレワークでほぼ自宅にいるのでそのケースが激減して、スーパーでまとめ買いしたものを夕食とすることがほとんどです。
同じような人が多かったのか、食品スーパーの業績は良かったみたいですね。
新型コロナウイルスの影響で、小売の業態間による業績の格差が大きく広がった。2020年3〜5月の四半期決算は、SM(食品スーパー)とドラッグストアの多くが軒並み2桁増収、2桁以上の大幅増益となった。一方でCVS(コンビニエンスストア)やSC(ショッピングセンター)、百貨店の多くが2桁の減収減益となり、SMやドラッグとは真逆の業績となった。
今は落ち着いたからかなくなりましたが、一時期店内に混雑時間帯を避けるようお願いする掲示がされていたこともありました。
コーヒーの消費量
週に1~2杯程度だったのが、ほぼ毎日飲むようになりました。テレワークで自宅にいることが増えた影響です。
夏場はアイスコーヒー。キーコーヒーの香味まろやか水出し珈琲を箱買いしました。少し時間がかかりますけど、水を入れて冷蔵庫に入れるだけなのでとてもお手軽でおすすめです。
朝食
ずっと朝食抜きの一日二食の生活をしていたのですが、テレワークで通勤時間がかからなくなったので朝食をとるようになりました。
とは言っても料理をするほどの余力はないので、もっぱらSoyJoyを箱買いして食べています。同じ味が毎日続くので人によっては合わないかもしれないですが、自分は毎日同じ味でも大丈夫でした。
と思ったのですがそれも長くは続かずに、結局は朝食抜きの一日に食生活に戻っています。
通信販売の利用
上で書いた水出しコーヒーやSoyJoyもそうですし、それ以外にもレトルト食品や洋菓子など通信販売で買うことが多くなりました。お手軽なのでついつい使ってしまいます。一度楽なことを覚えるとそのまま使い続けてしまいますね。
光熱費
夏場や冬場のエアコン使用による電気使用量増加が大きかったです。さすがにエアコンなしでは仕事にならないのでこれは仕方がないところ。企業によっては在宅勤務手当が出るところもありますが、自分の場合は持ち出しでした。
マスクの消費
需要の急増に加え転売のための買い占めもあって一時的に手に入らなくなりましたよね。価格も高騰しましたし。
一年中外出時にマスク着用するようになったので、コロナ禍の前に利用した量よりも多くの量をコロナ禍後に消費しています。いつまでマスク必須の日々が続くのでしょうか。
減ったもの
増えたものがあれば当然減ったものもあるわけです。
通勤
テレワークが増えたので通勤が激減。これが生活を大きく変えました。
一カ所に集まって顔を合わせてという人もいますしその人の環境ではそうなのでしょうけど、私の場合は通勤は無駄なものでした。仕事での相手が他部門の人であったりほかの会社の人であったりと目の前にいない人とのやりとりがほとんどだったという環境だったので、周りの人とのコミュニケーションはたまの雑談ぐらいだったというのが大きいです。
でもテレワークの普及がそれほどでもないようで、通勤するときの電車は混んでいます。話はずれますが、環境問題というかエネルギー問題のことを考えると情報の伝達だけであれば人が物理的に移動する通勤は筋が悪いと感じます。現場にいるというのが必要な人は仕方がないですけど。
仕事中の雑談
通勤が減った影響です。
テレワーク中は基本的に一人で仕事をしていますし、Web会議では会議が終わればすぐに解散ですので雑談のタイミングがありません。
雑談の善し悪しはありますけど、個人的には雑談はなくても良いかなと思います。
運動量
これも通勤が減った影響です。体を動かすのが通勤だけだったので、通勤がなくなると全く体を動かさなくなりました。
この生活を長く続けるのは健康に良くないですよね。
読書量
これも通勤が減った影響です。電車の中では本を読むというのが習慣になっていたので読書を結構していたのですけど、通勤がなくなったら読書もほとんどしなくなりました。
自宅だと本を読むのではなくてついつい動画を見てしまっています。単位時間あたりの情報量という点では読書のほうが優れていると思うのですけど、だらだらと過ごせる動画の視聴をついついしてしまいます。
コンビニエンスストアの利用
スーパーマーケットの利用が増えた反面、コンビニエンスストアの利用は減少。一時期は全く利用しなくなりましたけど最近はまた利用するようになりました。以前は週に5回以上使っていましたけど、最近は週に2回ぐらいでしょうか。
回数は減ったのですけど1回あたりの金額は増えました。前は1,000円を超えるなんていうのはなかったのですが、今は1,000円以上の買い物が普通になっています。
お茶の消費
以前は平日にはほぼ毎日お茶のペットボトルを買っていましたけど、代わりに麦茶だったりコーヒーを飲むようになってお茶を飲まなくなりました。自宅でお茶を入れると熱いうちは良いのですけど冷めるとまずくなってしまいますので、ちびちび飲むのに向いていません。夏場は水出しでお茶を入れることになるのですけど、アイスコーヒーを作っていると冷蔵庫の場所がなくなるのでコーヒーが多くなっています。
ボーナス
業績悪化の影響です。2020年度上半期は業績が悪かったところが多く、当時はこの先どうなるのだろうかと思ったものです。
上場企業の2020年4~9月期決算は売上高が前年同期比で15%ほど、純利益が同40%ほど、それぞれ落ち込む見通しだ。四半期ごとに分けると、7~9月期は4~6月期より落ち込み幅が縮小している。新型コロナウイルスの影響は続いているが、改善傾向にある。
その後はK字回復で業種によって明暗分かれましたが比較的短期で回復して、2021年10月時点では日経平均株価は堅調です。自分が勤務している会社の業績はコロナ前と比較すると悪くて今後のボーナスも期待できそうにありません。とはいえ少し減ったぐらいなので、生活に影響が出るというレベルの話ではないです。
個人的には2020年5月あたりではかなり悲観していて、2021年度には希望退職の嵐が吹き荒れると思ったのですけど大きく外れました。個人の感想なんて全く当てになりません。
押印
はっきり変わりました。印刷した紙の書類を回していたのが激減。最近では印刷という行為をすることがほとんどありません。
社内文書について多くがワークフローシステムでの承認に変わりました。やろうと思えばコロナ禍以前でもできたことですけど、外圧がないとプロセスはなかなか変わらないです。コロナ禍がなくても徐々に変わっていたと思いますが、変化が加速したという感じ。
社外とやりとりする文書についてはPDF形式で電子印というパターンが増えました。多くの場合これで十分ですね。
書類つながりでシヤチハタの業績はどうなのだろうかと気になったのですが、非上場企業だったので業績の推移がわからなかったです。
王子ホールディングスは2021年3月の決算で売上高と経常利益の両方とも前年比マイナス。日本製紙も2021年3月の決算で売上高と経常利益の両方とも前年比マイナス。詳細を確認していないので間違っているかもしれませんが、紙の需要が減ったのでしょうか。2020年 経済産業省生産動態統計年報 紙・印刷・プラスチック製品・ゴム製品統計編をざっと見た感じでは、2019年と比較して2020年はパルプと紙の両方で生産・消費ともに減っているように見えました。
帰省
コロナが流行している間は帰省を控えました。親が高齢なので感染時に重症化するリスクがあります。何もなければ良いのですがそれは結果論でしかありませんし、自分のせいで感染させて重症化するなんてことになったらすごく後悔するということが想像できます。
とはいえ、この先親の顔を見る機会もそれほど多くないであろうことを考えるとバランスが難しいです。コロナ禍以前の状況に戻れば話は簡単ですけれどそうなるかどうかわかりませんし、戻るにしても時間がかかりそうです。