技術書探しが難しい

ネットよりも本で勉強する派です

新しくプログラミング言語やアプリケーションフレームワークを覚えるときには入門書から入るようにしています。情報としてはネット上にあるものだけで充分なのですけど、体系的に学習しようとすると本の方が効率が良いと考えています。もちろん本の内容次第ではありますけど。

その際に大事になるのが本選びなのですけど、年を追うごとに本を探すのが難しくなっているという印象があります。

本はネットで探すのですが

以前は書店で技術書を選んでいました。それがネットで探してネット通販で購入になり、今はネットで探して電子書籍で購入というパターンに変わっています。ネットで探す際に、かつては個人の書評のページが数多く見つかって参考になることも多かったのですけど、しばらく前からは通販サイトばかりがヒットするようになりました。通販サイト以外があった思ったらアフィリエイトサイトということがほとんどで、参考になると思える技術書の書評を見つけるのが難しくなっています。

通販サイトでは購入者のレビューがありますし、アフィリエイトサイトでも一応内容に触れているのでそれらを参考にすることになります。

本当に読んでますか?

通販サイトのレビューは文字数の制限があるのかレビュー投稿にそこまでのモチベーションがないのか、かつての個人サイトでの書評と比べると短い内容が多いです。これはそういうものでしょう。

アフィリエイトサイトのほうは書籍紹介の内容を言い換えただけだったり、目次の内容を言い換えただけだったりのものも散見されて、おすすめしてますけどその本読んだんですか? というものも多く参考になりにくいです。

というわけで、レビューで評判が良いものを本線に考えますけどだめだったら別の本を買おうという気持ちで買っています。電子書籍だと場所を取られないのは助かります。

動画は効率が悪い

効率が悪いというのは自分の場合で、一般的にどうなのかは分かりません。検索すると「ラーニングピラミッド」の紹介があって読書と比べて動画は2倍効果があると言われています。学習する対象や学習者の属性によって結果は変わってくるだろうと思うのですけど、結果の数字だけが一人歩きしていて私が少し調べた程度ではまともな紹介をしているところが見つけられていません。一次情報に当たれば良いのでしょうけど、そこまでして知りたいわけでもないのでそういうケースもあるんだねぐらいで見ています。

私が実際に動画コンテンツでの学習をした際には、

  1. 動画の進むペースと自分の学習速度が合わない
  2. 復習するときに該当箇所を探すのに手間がかかる
  3. 詳細に立ち入らず概要だけになる部分が多い
というように感じる場面があり自分には合わなかったです。書籍での学習に慣れているという面が大きいのかもしれません。

Udemyのような動画学習コンテンツで学習する人も多いと思うので人にもよるのかなと。例えば、全くの初心者がプログラミング学習で環境構築から始めるようなケースだと、動画で説明してもらって同じように進めるというやり方がわかりやすいのだろうなという想像はできます。