漢字熟語検索を公開しました

漢字熟語検索というのは

漢字の熟語を検索できるWebサイトです。漢字熟語検索

漢字クロスワードやナンクロを解くときの補助として利用できます。

登録用語数

公開したのは2022年9月。30,403語を登録した状態で公開しました。公開してからも少しずつ登録しているので今はもう少し増えています。

類似サイトで登録語数が書いてあるのを見つけられなかったのでこの数字がどの程度なのか不明です。試しに検索結果を比較してみるとほかのサイトのほうが明らかにヒットする数が多いので、3万語程度ではまだまだ少ないようです。

数年かけて少しずつ増やしていくつもりです。手動での登録なので10年かけても追いつける気はしないのですが。その代わりにマイナーすぎる言葉が混ざる割合は少なくなると思います。

ほかのサイトがどうやってたくさんの言葉を集めたのかは気になりますね。UniDicmecab-ipadic-NEologdのような公開されているデータを使っているのでしょうか。

四字熟語検索には使いにくいかも

漢字四文字だったら登録しているので、慣用句を探す場合はノイズが多くて使いにくいかもしれません。例えば「?肉?食」で検索したときに「弱肉強食」以外に「焼肉定食」までヒットします。

発見されない問題

Webサイトとして公開したのは良いのですが、存在を知られないと存在しないのと同じようなものです。

Google Search Consoleを使うとどういうキーワードで検索されてどれぐらいクリックされたのかというのが分かるのですけど、これまでクリック数0です。というのも掲載順位が低くて誰もたどり着かないという状況になっているからです。掲載順位は10位以内に入らないと厳しいですよね。

検索以外だとSNSやブログ記事などからの流入ですが、そもそも存在が知られていないのでほかの人に取り上げられることはなく自分頼りになります。しかし自分の発信力は高くなくてそれも期待できません。

自分に限らず、何か作って公開してもほとんど人知れず埋もれているというのはたくさんあるのではないでしょうか。このページからもリンクしていますけど、このページ自体が認識されないですからもうどうしようもないです。

個人開発で作っているものは、第一のユーザーが自分で同じニーズを持っている人の助けになればいいなだったり、趣味で作ったものをせっかくだから公開しておこうという程度のものなので、マーケティングに手を伸ばしてユーザー数を増やそうというところまではなかなか手が伸びません。

動作環境

サーバーは小規模サイトを安価に運営できるさくらのレンタルサーバを使っています。コントロールパネルの設定だけでLet's EncryptによるSSL対応ができるのも楽でよいです。

開発言語はPHP。ウェブアプリケーションフレームワークはLaravelを使っています。レンタルサーバーでも簡単に動かせる組み合わせです。フルスタックフレームワークがレンタルサーバーで簡単に動かせるなんて、趣味でちょっとしたアプリを作る者としてはうれしい限りです。

データベースはMySQL。これはレンタルサーバーサービスの仕様上選択の余地なしです。

IT系の就職や転職のためのポートフォリオとしてアプリケーションやサービスを作って公開している人がいますが、そういった人たちが作るものよりかは少し難易度が低い程度の機能です。

スマホ対応

自分がWebにアクセスするときはPCを使うことがほとんどでスマホを使うことはあまりないのですが、クロスワード辞典へのアクセスを見るとスマホでのアクセスのほうが多いです。

なので今回はスマホでもある程度見やすいサイトになるようにしたつもりです。といってもスマホでの動作確認はほとんどやっていなくて、レスポンシブ対応のサイトにしたというだけです。

CSSフレームワークはTailwind CSSを使っています。初めて使いましたけど、コンポーネント化とセットじゃないとつらいですね。style属性を使いまくっているような感覚です。今は流行っているみたいですけど数年後はどうなのか疑問です。

便利すぎないように

検索は漢字クロスワードでの利用を想定した方法になっていますので、文字数と対象の文字の位置が一致しているものだけが検索にヒットするようになっています。

考えられる検索方法としては、文字数や文字の位置が一致していなくてもヒットさせたり、ナンクロのように数字で文字の組み合わせを指定する方法もあります。実現は難しくありませんが今のところ機能追加の予定はありません。便利になりすぎるとパズルが作業になってしまうというのが理由です。機能があっても使わなければよいのですけどあると使ってしまうので。