→

基本操作


拡大する

 まんでるでは画像を拡大して行くことによりさまざまな画像を見ることができます。

 拡大するにはマウスを左クリックするか、マウスをドラッグして下さい。
 左クリックした場合にどの程度拡大するのかはメニューの[描画設定][拡縮]で設定した値によります。値が大きいほど拡大する割合が大きくなります。
 ドラッグした場合には、ラバーバンド(枠線)が現れます。このラバーバンドで囲まれた部分が画面いっぱいになるように拡大します。

拡縮
拡縮
ラバーバンド
ラバーバンド
拡大
拡大後
拡大後

 他の拡大方法や縮小する方法もあります。以下の表を参考にしていろいろ操作をしてみてください。

操作 機能
左クリック クリックした場所を中心として拡大する。
ドラッグ ラバーバンドで囲まれた部分を画面いっぱいになるように拡大する。
Ctrl+Insertキー 中心を保ったまま拡大する。
右クリック クリックした場所を中心として縮小する。
Ctrl+Deleteキー 中心を保ったまま縮小する。
Ctrl+左クリック クリックした場所が中心になるように移動する。

色を変える

 カラーパレットを読み込むことによってさまざまに色付けされた画像を楽しむことができます。

 カラーパレットを読み込むには、メニューの[描画設定][パレット][MCFファイルを読む]を選択して下さい。するとファイルを選択するためのダイアログが現れるので、ダイアログからファイルを選択して下さい。
 ファイルを選択した後に[ファイル][再描画]を選択すると、新しいパレットでの描画が行われます。あらかじめ[描画設定][パレット]の[パレット選択で再描画]にチェックをつけておくと、再描画は自動的に行われます。
変更前
変更前
MCFファイルを読む
MCFファイルを読む
選択ダイアログ
選択ダイアログ
変更後
変更後

繰り返し数を増やす

 境界線付近をどんどん拡大して行くと黒い部分が目立ってくる場合がありますが、繰り返し数を増やすことによってその部分を描画させることができます。

 繰り返し数は、メニューの[描画設定][繰り返し]で設定した値になります。値が大きいほどより詳細な描画を行います。

繰り返し
繰り返し
繰り返し数256
繰り返し数256
変更
繰り返し数1024
繰り返し数1024

その他の描画パラメータ

 上記の他に以下の描画パラメータがあります。
  1. 分解能
  2. 巾乗
  3. じゅりあ(まんでる)
  4. 描画方法
  1. 分解能

     メニューの[描画設定][分解能]で設定できます。初期設定では1単位につき1色を割り当てて描画を行っていますが、この設定でn単位につき1色というように変更できます。
    分解能1
    分解能1
    分解能4
    分解能4
  2. 巾乗

     メニューの[描画設定][巾乗]で設定できます。初期設定ではZ ← Z^2 + Cという計算式を使用していますが、Z ← Z^n + Cのn部分を変更できます。
    巾乗2
    巾乗2
    巾乗4
    巾乗4
  3. じゅりあ(まんでる)

     メニューの[描画設定][じゅりあ]/[まんでる]で設定できます。初期設定ではマンデルブロー集合を、「じゅりあ」を選択するとジュリア集合を描画します。「まんでる」を選択するとマンデルブロー集合の描画に戻ります。
     ジュリア集合では[描画設定][じゅりあ定数]の値を変更することにより、さまざまな図形を描画することができます。
    マンデルブロー集合
    マンデルブロー集合
    ジュリア集合
    ジュリア集合
  4. 描画方法

     メニューの[描画設定][描画方法]で設定できます。設定によって以下のように描画を行います。

    描画方法 説明
    普通 上から1行ずつ描画します。
    探索 最初は大まかに、だんだん詳細に描画します。
    境界走査 ブロック単位で描画します。他の描画と比べて計算量が少なく高速に描画します。
    浮き出し 徐々に新しい図形を表示します。
    簡易アンチエリアシング 簡易的なアンチエリアシング処理を行います。綺麗な表示となりますが、ほかの描画と比べて低速です。
    拡張描画 後の章で説明します。
  →